東山エリア

八坂神社:徒歩約15分(1.2km)

全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2300社)の総本社である。通称として「祇園さん」とも呼ばれる。7月の祇園祭が有名。
これぞ京都という祇園の華やかな街中にあり、 縁結びにご利益のある神様をはじめ、多くの神様が鎮座している。

知恩院:徒歩約19分(1.3km)

宗祖法然上人が1175年、吉水の地の草庵を結ばれたことを起源とし、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山。 徳川家康、秀忠、家光らの外護により現在の壮大な伽藍が形成された。
境内には国宝の御影堂や三門、重要文化財の勢至堂、集会堂(法然上人御堂)、大方丈、小方丈、経蔵、唐門、大鐘楼など文化財指定建造物が建ち並ぶ。

祇園エリア

ギオンコーナー:徒歩約10分(650m)

祇園の中心祇園歌舞練場の隣の「弥生会館」に位置し、日本人はもとより、外国人観光客にも人気の国際色豊かな名所。
舞妓さんのよる京舞をはじめ、茶道・華道・雅楽・狂言・文楽、七つの伝統芸能を鑑賞できるスポット。日本の伝統芸能を一つの舞台でダイジェストに鑑賞できる。

建仁寺:徒歩約7分(550m)

臨済宗の開祖・栄西が1202年に関山した日本最古といわれる禅寺。俵谷宗達の「風神雷神図」が有名。海北友松の襖絵などの文化財を豊富に伝える。

白川巽橋:徒歩約12分(700m)

江戸時代から八坂神社の門前町として四条通りを中心に発展をした祇園町。
白川流れる巽橋を中心とした地区は伝統的建造物群保存地区に指定されている。すぐ向かい側には、舞妓さん芸妓さんが芸事の上達を願って訪れる辰巳大明神が銀座し、祇園の町の人々にとっても大切な場所となっている。

ゑびす神社:徒歩約8分(300m)

京都ゑびす神社は西宮・大阪今宮神社と並び、日本の三大ゑびすと称されている。
七福神の一つゑびす神(八代言代主大神)を祀る。商売繁盛・家運隆盛で大衆の信仰を集めている。また旅行安全でも知られている。

石塀小路:徒歩約17分(1.3km)

八坂神社の南楼門から出て下河原町通りを南に下がり、3筋目(もしくは4筋目)の左手にある細い路地が石塀小路。
路地の入口の外灯に、石塀小路と書かれているのが目印。路面には石畳が敷き詰められ、楼側には町屋が並び、京都らしい風情を楽しむことができる。

安井金比羅宮:徒歩約12分(950m)

「安井の金毘羅さん」で知られ京都東山に鎮座する。
「悪縁を切り、良縁を結ぶ」神社として有名で、全国各地から多くの参拝者が訪れる。華やかな街・祇園から少し足を延ばしたところにある人気の神社。

三条~四条エリア

南座:徒歩約8分(600m)

歌舞伎発祥の地であり、正式名称は「京都四条南座」。江戸時代(元和年間)から続くとされる日本最古の劇場。現在は松竹が経営し、近代建築に桃山風の意匠を取り込んだ地上4階地下1階の建物は国の登録有形文化財となっている。

先斗町:徒歩約7分(550m)

鴨川と木屋町通りの間にある花街。みそそぎ川(鴨川の別称)の上に設けられた京の夏を彩る鴨川納涼床は5月から9月まで開催され、薄闇に浮かぶ床のもとで、川の流れと川風に涼みながら昼げ・夕げのひとときを楽しむことができる。

三条大橋:徒歩約15分(1.1km)

鴨川にかかる三条通りの橋。
豊臣秀吉の命により五条大橋と共に石柱の橋に改修。江戸時代においては、五街道のひとつ東海道につながる橋として、幕末直轄の公儀橋に位置付けられ、流出のたびに幕府の経費で架け替え・修復が行われた。現在の橋本体は1950年(昭和25年)に作られた。

錦市場:徒歩約7分(550m)

四条通りの一本北に位置し、寺町通り~高倉通り間に存在する商店街。
道幅は3.3メートルから5メートル、東の端には新京極があり、そこに錦天満宮が鎮座している。この狭い通りには両側に様々な商品を扱う商店街振興組合に属する126店舗が軒を連ねている。平成5年に完成したアーケードも錦市場を象徴する顔となっている。

五条エリア

六波羅蜜寺:徒歩約12分(900m)

本尊は十一面観音。開基は「踊り念仏」で知られ、醍醐天皇二皇子との説がある「空也上人」によって951年創建される。 念仏を唱える口から六体の阿弥陀仏が現れたという「空也上人像」で有名。六波羅蜜とは「波探密多(サンスクリット語のパラミッター)」から取られ、仏教の境涯に到る為の六つの修行のことを指す。

八坂の塔:徒歩約18分(1.4km)

祇園のシンボルで八坂神社と清水寺の中間に位置している。 寺の正式名は「渋観寺」。臨済宗建仁寺派の寺院である。
街中にそびえ立つ五重搭は通称「八坂の塔」と呼ばれ、周辺のランドマークとなっている。境内には塔以外に目立った建築物がないことから「八坂の塔」は寺自体を指す通称としても親しまれている。

高台寺:徒歩約18分(1.4km)

豊臣秀吉の正室である北政所(高台院)が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院であり、寺号は北政所の落飾(仏門に入る)後院号である高台院にちなむ。
釈迦知来を本尊とする禅寺であるとともに、秀吉と北政所を祀る霊廟としての性格をもった寺院である。

二年坂(二寧坂):徒歩約21分(1.6km)

八坂神社と清水寺に通じる石畳の坂道には、沢山の土産応や茶店が並ぶ。石畳の京都らしい雰囲気は大正数寄屋風の変形町家が建ち並び「国の街並み保存地域」・「京都市の伝統的建物保存地域」に指定されている。また画家・詩人の竹下夢二が大正6年(1917)から2年ほど過ごした高居跡が残っている。

三年坂(産寧坂):徒歩約21分(1.5km)

清水寺お参道である清水坂から北へ石段で降りる坂道をいうが、公式には二年坂までの緩い起伏の石畳の道も含む。
二年坂・三年坂ともに清水参拝として作られたもので、坂と家並みが折重なって続いていく美しい風景は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

清水寺:徒歩約25分(1.7km)

平安京建都以前から歴史をもつ、京都では数少ない寺院の一つである。
山号は音羽山、本尊は千手観音、開基は延鎮である。もとは法相宗に属したが、現在は独立し北法相宗大本山を名乗る。西国三十三所観音霊場の第16番札所。ユネスコ世界遺産に登録されている。

地主神社:徒歩約31分(2.2km)

清水寺の清水の舞台を出て左手にある神社で、江戸時代までは清水寺の鎮守社であった。大国主を主祭神とし、縁結びの神様として若い女性やカップルに人気のスポット。